「このクソ暑い中何を好きこのんで!」と自分でも思うのですが、屋上デート。
もちろん今の時期、真っ昼間にはさすがに上りませんが。
広い広〜い空が見える場所なんて、なかなか見当たりませんから、いっそビルの屋上に上ってみるのです。
最近は屋上に出るドアが開閉可能になっている場所も減りましたが、探せばまだ意外とあるものです。
もしかすると、そこは自分の「とっておきの場所」になるかも。
いい屋上が身近にあっても、却って気付かないものですしね。
会社の屋上なんかも、「最後に上ったのはいつだっけ?」な人結構いますもん。
そんな素敵な屋上で、傍らに素敵な人がいれば、それだけで「デート」。
一緒にご飯行ったりもいいけれど、缶コーヒー片手に二人で空を眺めながらゆっくりマッタリお話するのは、何物にも替えがたい時間です。
といっても、まだダーリンじゃありませんけどね。
う〜んん、どうなのかなぁ?
彼:「マイル貯めた航空券ってどこまで行けるの?」
私:「国内往復だったら確かどこでもOKだよ。私は北海道まで行ったもん」
彼:「じゃ、石垣島とか行けるのかぁ」
私:「大阪から直行便あるの?」
彼:「あるある。………といっても一緒に行く人いないけどねー」
私:「ふぅん」
あ、まだ彼女いないんだな、と心の中では喜びつつ。
私:「そうだぁ! じゃあいっそ、もう一人分のチケット買って両親にプレゼントっていうのは?」
彼:「う……………」
思うサマ微妙な空気。空と風と缶コーヒーと二人。
ふふーん、だ。
「じゃ、私が一緒に行ってあげようか?」とか言うと思ったか?
ザマミロ。
ま、こんな会話を楽しみつつ、屋上デート。
明るい悪魔が“小悪魔”になれる日も近いですかね??(笑)
プロ野球を観ています。
もちろん、阪神戦。
やや調子が上がってきたので、だんだんと熱中してみるようになってきた今日この頃。
そんなある日のナイター中継の折、私は自室ではなくダイニングキッチンのテレビでゲームを観戦しておりました。
側では母が夕飯の支度。
私はテレビを観てるんだけど、まあ簡単な手伝いをしつつです。
この日のご飯のメニューに、「茄子の胡麻ダレ」がありました。
超簡単です。
水茄子を縦に四つ切にし、平たいお皿に並べてレンジでチン。
作っておいた胡麻ダレをかけて食べる、というもの。
まぁ、手抜きとはいえ、美味しい茄子が手に入った時しかしません。不味い茄子でやると悲惨だから。
茄子をレンジにスタンバった母から
「胡麻を煎るから、すりこ木とすり鉢用意しておいて」
と指令が出ました。
すり鉢を出し、すりこ木を持ち、いつ何時煎りたての胡麻が来てもいいように構える私。
構えつつ、もちろんテレビを観る。
しばらくすると、胡麻を煎るシャラシャラいう音がレンジから聞こえてきました。
シャラシャラ
シャラシャラ シャラシャラ
シャラシャラ シャラシャラ シャラシャラ ………
シャラシャラ シャラシャラ シャラシャラ シャラシャラ ………
ん!? なんか長くないか??
テレビ画面からふと目をそらして、コンロの前にいる母を見たその瞬間。
カズコはそ〜〜っと手を伸ばして、コンロのスイッチをカチッと捻りました。
軽くボンっと音がして、火が着く。
シャラシャラ
シャラシャラ シャラシャラ ………
何事もなかったかのように、胡麻を煎るカズコ。
コラコラ、コラコラーー!
火ィ着いてなかったんやんけ!!
私にはバレてないと思ったわねっ。甘いっ。
「見たでェ〜〜〜」
と声を掛けてやると、一瞬ビクっとしてから振り返って言うには、
「えへへー」
えへへ、じゃないっっ!!
いい年してカワイ子ぶってもダメですよっっ!!